自分の小説に出てきた言葉や、
人様の好きな言葉、読書感想を、
名言集の代わりに置いておく場所。
CATEGORY:漫画から
2006年11月14日 (Tue)
貴方はね
狡くてさもしくて贅沢なんですよ
<中略>
貴方は自分から人を想ったりしない
そのくせ誰からも愛されたがって
言いなりになったフリをするんだ
<中略>
世界で一番自分を愛してくれる人間を
際限なく物色しつづけるつもりですか?
だけどそれなら先輩
もう俺しかいないですよ
俺以上に貴方なんかを愛する人が現れるわけないじゃないですか……
窮鼠はチーズの夢を見る/水城せとな
狡くてさもしくて贅沢なんですよ
<中略>
貴方は自分から人を想ったりしない
そのくせ誰からも愛されたがって
言いなりになったフリをするんだ
<中略>
世界で一番自分を愛してくれる人間を
際限なく物色しつづけるつもりですか?
だけどそれなら先輩
もう俺しかいないですよ
俺以上に貴方なんかを愛する人が現れるわけないじゃないですか……
窮鼠はチーズの夢を見る/水城せとな
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CATEGORY:漫画から
2006年08月27日 (Sun)
ゴーマンな言い様だとは思うが
俺を一番欲しいのはあなただろう?
頷いたら
あなたは死んでも俺のものだよ
てるてる×少年/高尾滋
俺を一番欲しいのはあなただろう?
頷いたら
あなたは死んでも俺のものだよ
てるてる×少年/高尾滋
CATEGORY:漫画から
2006年08月27日 (Sun)
しのが生きている間に
おまえが死ぬなんて許さないわ
しのを生かして
しのを生かして生かして生かしつづけて
そうしていつかしのが死んでしまったら
そうしたら死になさい
てるてる×少年/高尾滋
おまえが死ぬなんて許さないわ
しのを生かして
しのを生かして生かして生かしつづけて
そうしていつかしのが死んでしまったら
そうしたら死になさい
てるてる×少年/高尾滋
CATEGORY:小説から
2006年08月13日 (Sun)
「実はな、真志喜。俺はさっき、ちょっと嘘をついた」
「どんな?」
「所有欲も愛着も、本当はものすごくあることを自覚してる。
いつまでだって撫でくりまわしてじっくり味わいたいし、
誰にも渡すもんかといつもいつも思ってるんだ」
―――月魚/三浦しをん
「どんな?」
「所有欲も愛着も、本当はものすごくあることを自覚してる。
いつまでだって撫でくりまわしてじっくり味わいたいし、
誰にも渡すもんかといつもいつも思ってるんだ」
―――月魚/三浦しをん
CATEGORY:自分の小説から
2006年07月28日 (Fri)
「ふと思っちゃったわけだよ。
こいつをぶっ殺して焼却炉で焼いた骨をスープかなんかに入れて飲み干したら、
おまえに抱いてたどす黒い嫉妬心とかそういうものから開放されるかなあ、ってな」
ゆっくりと早川の右腕が伸びてきて、
あの夏を甦らせるかのように小さく佐野の首に触れた。
瞬間、硬直して動けなくなった佐野を喉の奥で笑って、
指先は肌から離れる。
―――蜜月は夏を知っている
こいつをぶっ殺して焼却炉で焼いた骨をスープかなんかに入れて飲み干したら、
おまえに抱いてたどす黒い嫉妬心とかそういうものから開放されるかなあ、ってな」
ゆっくりと早川の右腕が伸びてきて、
あの夏を甦らせるかのように小さく佐野の首に触れた。
瞬間、硬直して動けなくなった佐野を喉の奥で笑って、
指先は肌から離れる。
―――蜜月は夏を知っている